殿堂
2025年 野球殿堂入り発表 イチロー氏、岩瀬仁紀氏、掛布雅之氏、富澤宏哉氏が殿堂入り!
公益財団法人 野球殿堂博物館は、2025年1月16日、「2025年 野球殿堂入り通知式」を開催し、4氏の野球殿堂入りを発表しました。
競技者表彰委員会・プレーヤー表彰からイチロー氏、岩瀬仁紀氏、競技者表彰委員会・エキスパート表彰から掛布雅之氏、特別表彰委員会から富澤宏哉氏が新たに殿堂入りとなりました。
→開票結果(第65回競技者表彰委員会プレーヤー表彰開票結果.pdf)
→開票結果(第65回競技者表彰委員会エキスパート表彰開票結果.pdf)
これで野球殿堂入りされた方は222名となりました。
2025年野球殿堂入り表彰式の日程は、後日発表いたします。
イチロー 氏
1991年のドラフト4位でオリックスに入団。94年に210安打を放ち、プロ野球史上初の200安打を達成。同年から2000年まで7年連続で首位打者を獲得した。マリナーズに移籍した01年には、首位打者、最多安打、盗塁王、MVP、新人王を獲得。04年、262安打でメジャーシーズン最多安打記録を樹立した。16年には、日米通算でメジャー最多安打記録を上回るなど、日米通算で4,367安打を達成した。06、09年にはWBC日本代表の主力としてチームを連覇に導いた。
→詳細プロフィール(PDF)
写真提供 ベースボール・マガジン社
岩瀬 仁紀 氏
NTT東海から1998年ドラフト2位で中日に入団。1年目にリリーフながら2桁勝利をあげるなど活躍し、最優秀中継ぎ投手を3回獲得する。抑え投手となった2004年から14年まで、11年連続で20セーブ以上をあげ、最多セーブを5回獲得した。スライダーを武器にドラゴンズの守護神として5度のリーグ優勝、07年の日本一に貢献。1002登板、407セーブは日本記録。
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写真提供 ベースボール・マガジン社
掛布 雅之 氏
1973年ドラフト6位で阪神に入団。3年目の76年に三塁手のレギュラーとなり、打率.325で初のベストナインを受賞する。79年は48本で初の本塁打王となり、82年には、35本塁打、95打点で本塁打と打点の二冠を獲得した。85年のチーム初の日本シリーズ制覇にも貢献。“ミスター・タイガース”と呼ばれ、阪神の4番打者としてチームをけん引した。
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写真提供 ベースボール・マガジン社
富澤 宏哉 氏
1955年にセントラル・リーグ審判員となり、72年に米国のアル・ソマーズ審判学校に自費留学。最新の審判技術を日本に採り入れた。80年にセントラル・リーグ審判部長に就任し、審判員の米国への留学制度を確立した。在籍35年間で歴代2位の通算3,775試合に出場。現役を退いた後は、野球規則委員に就任。全日本野球会議審判技術委員会委員や全日本軟式野球連盟顧問(審判技術担当)を務めるなどプロ・アマの審判技術向上に貢献した。
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写真提供 ベースボール・マガジン社