展示
特集展示「近鉄バファローズ 猛牛戦士たちの記憶」
●会期:2020年12月24日(木)~2021年4月30日(金)
●主催:公益財団法人 野球殿堂博物館
※好評につき、会期を4月30日(金)まで延長いたします。
近鉄球団は、プロ野球の2リーグ制がスタートした1950年、「近鉄パールス」として誕生しました。59年に巨人で活躍した名二塁手、“猛牛”千葉 茂を監督に迎えるにあたり球団名を変更、「近鉄バファロー」となり、62年から「近鉄バファローズ」となります。99年には地域名を冠して「大阪近鉄バファローズ」となりますが、そこから5年後、2004年の球団再編問題で近鉄球団はオリックス球団と合併し、近鉄球団の歴史は幕を閉じました。
闘将”西本幸雄に率いられての初のリーグ制覇と日本一まで紙一重に迫った79年日本シリーズ、88年の「10.19」の悲劇とその翌年のリーグ制覇、2年連続最下位から果たした01年の劇的なリーグ制覇など、合併から16年がたった現在でも猛牛戦士の活躍は伝説として語り継がれています。本展では、当館所蔵の近鉄関係の資料など約40点を展示し、近鉄バファローズと猛牛戦士たちの活躍を振り返ります。
今回、仰木家より、仰木 彬監督の1989年優勝記念帽子(サイン入り)やジャンパーを、北川博敏氏(現阪神コーチ)からは当時のユニホームをご出品いただきました。また、1月には阿波野秀幸氏(現中日コーチ)より「10.19」で着用したユニホーム等をご出品いただきました。いずれも当博物館では初公開となります。
また、NPB所蔵の「10.19」ダブルヘッダー2試合の公式スコア(複製)も展示中です。ぜひご覧ください。
※近鉄の特集展示の開催に伴い、当館では、ベースボール・マガジン社発行の
「俺たちのパシフィック・リーグ 近鉄バファローズ1988」を販売しております。当時の主力選手のインタビューや「10.19」の特集は必見です。
オンラインショップでも販売しておりますので、ぜひお求めください。