殿堂
2024年 野球殿堂入り発表 谷繁元信氏、黒田博樹氏、谷村友一氏が殿堂入り!
公益財団法人 野球殿堂博物館は、2024年1月18日、「2024年 野球殿堂入り通知式」を開催し、3氏の野球殿堂入りを発表しました。
競技者表彰委員会・プレーヤー表彰から谷繁元信氏、黒田博樹氏、特別表彰委員会から故 谷村友一氏が新たに殿堂入りとなりました。
→開票結果(第64回競技者表彰委員会プレーヤー表彰開票結果.pdf)
これで野球殿堂入りされた方は218名となりました。
なお、競技者表彰委員会・エキスパート表彰は、当選に必要な得票数を満たした候補者がおらず、該当者なしとなりました。
→開票結果(第64回競技者表彰委員会エキスパート表彰開票結果.pdf)
2024年野球殿堂入り表彰式の日程は、後日発表いたします。
谷繁 元信 氏
江の川高から1988年ドラフト1位で大洋に入団。投手の持ち味を引き出すリードで、98年には横浜の38年ぶりの日本一に貢献。2002年に中日へ移籍。司令塔として、4度のリーグ優勝、07年には53年ぶりとなる日本一へとチームを導いた。13年には通算2000本安打を達成。実働27年で、日本記録となる通算3021試合に出場し、27年連続して安打、本塁打を放った。14年から2年間は中日の選手兼任監督、16年は監督としてチームを率いた。
→詳細プロフィール(PDF)
写真提供 ベースボール・マガジン社
黒田 博樹 氏
上宮高、専修大を経て、1996年ドラフト2位で広島に入団。2003年から5年連続で開幕投手を務めるなどエースとしてチームを牽引。04年にはアテネオリンピックの日本代表に選出、銅メダル獲得に貢献した。08年海外FAでドジャースに移籍し、12年からはヤンキースでプレー。安定してローテーションを守り、5年連続二桁勝利を記録するなど、MLB通算79勝をあげる。15年に広島へ復帰すると、16年7月23日には史上2人目となる日米通算200勝を達成した。この年は10勝をあげチームを25年ぶりのリーグ優勝へ導いた。
→詳細プロフィール(PDF)
写真提供 ベースボール・マガジン社
谷村 友一 氏
同志社大学で主将を務め、卒業後、一般企業に勤めながら1952年都市対抗野球大会に京都クラブの二塁手として出場した。その後、大学野球、高校野球、社会人野球の審判員として活躍。58年の全国高等学校野球選手権大会では、延長18回引き分け再試合となった徳島商と魚津高の三塁塁審を務めた。59年にセントラル・リーグ審判員となり、歴代17位の通算3026試合に出場した。現役を退いた後は後進の育成にあたった。
→詳細プロフィール(PDF)
写真提供 (左)ベースボール・マガジン社、(右)ご家族
2024年 野球殿堂入り通知式 動画